この記事にたどり着いた方は
- 関東で開催される文化庁芸術祭の音楽公演が見たい
- 出来れば芸術に携わる行政機関文化庁が実施する国内最高峰の音楽公演が見たい
- 令和3年度文化庁芸術祭の参加作品について知りたい
そんな音楽鑑賞に対する悩みをお抱えではないでしょうか。
そこで今回は
日本の文化芸術の推進を行う行政機関である文化庁が実施している
令和3年度文化庁芸術祭関東音楽部門参加作品
全20作品をご紹介いたします。
日本の芸術文化の振興発展を目指す国の行政機関「文化庁」が実施している芸術の祭典芸術祭の作品にはきっとあなたが求めている音楽公演が参加しているはずです。
目次
令和3年度文化庁芸術祭参加作品とは
文化庁芸術祭は、優れた芸術鑑賞の機会提供、芸術創造とその発展によって、日本の芸術文化の振興を目的として毎年秋に開催される芸術の祭典の事です。文化庁芸術祭は大きく分けて主催公演、協賛公演、参加公演の3つの公演形態があります。
- 主催公演:文化庁芸術祭期間中に企画委員会が企画し、芸術団体に依頼して行われる公演
- 協賛公演:文化庁芸術祭期間中に開催される公演のうち、文化庁芸術祭にふさわしい内容と認められ委嘱された公演
- 参加作品:文化庁芸術祭に参加希望する公演や作品のうち、執行委員会が文化庁芸術祭にふさわしい物として参加を認められた公演
参加公演は演劇、音楽、舞踊、大衆芸能の4部門に分かれさらに関東関西で2つに分けられています。
今回の記事では令和3年度文化庁芸術祭の関東音楽部門参加作品の紹介ですが、令和3年度文化庁芸術祭主催公演や、令和3年度文化庁芸術祭協賛公演、関東音楽部門以外の令和3年度文化庁芸術祭参加作品についてはこちらでまとめております。
今回一挙紹介するのは関東音楽部門
この記事でご紹介する20公演は令和3年度文化庁芸術祭ホームページに掲載されている音楽部門[1]関東参加作品pdfに掲載されている情報を元にご紹介いたします。並び順や情報も令和3年度文化庁芸術祭参加作品に記載されている通りとなっています!
シンフォニエッタ静岡 第67回定期公演
「シンフォニエッタ 静岡」は2005年に設立され、芸術監督・指揮者にはヨーロッパで の経験も長い中原朋哉さんがいらっしゃいます。今回のプログラムは、2 組の木管五重奏を基本編成に、3つの金管楽器(ホルン、トランペット、トロンボーン)の独奏を伴う作品で構成されています。
あなたの好奇心を刺激する。
公演名 | シンフォニエッタ静岡 第67回定期公演 |
会場 | 三鷹市芸術文化センター 風のホール |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年10月13日 |
チケット料金 | 一般:4,500円 学生:1,000円 |
公演情報ページ | http://www1.odn.ne.jp/ssj/ |
The Road to 2027 仲道郁代ピアノ・リサイタル 幻想曲の模様 ~心のかけらの万華鏡~
日本音楽コンクール第1位、ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位、エリザベート王妃国際音楽コンクール入賞ほか国内外で受賞歴多数。そんな華やかな経歴を持つピアニスト、仲道郁代さんがデビュー40周年となる2027年に向け展開する10年間のシリーズ「仲道郁代 The Road to 2027プロジェクト」。スクリャービン、ショパンの幻想曲など、多様な曲目が並びます。
― この時私を貫いた感情を、誰がいい表せるだろう!心の奥深い痛みは和らぎ、愛しい憧憬となって、すべての傷に天の香薬を優しく注いだ。私はすべてを忘れ、ただ音に耳をひたすら傾けた。この世ならぬところからふり降(くだ)って私を包み、慰めを支えるこの音に ―
公演名 | The Road to 2027 仲道郁代ピアノ・リサイタル 幻想曲の模様 ~心のかけらの万華鏡~ |
会場 | 東京文化会館小ホール |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年10月23日 |
チケット料金 | S席:6,000円 A席:5,000円 |
公演情報ページ | https://www.japanarts.co.jp/concert/p906/ |
遠藤千晶箏リサイタル-clear-
3歳より箏にふれ、文化庁芸術祭新人賞など、数々の賞を受賞なさっている箏曲演奏家の遠藤千晶さん。今回のプログラムでは日本フィルハーモニー交響楽団や矢﨑明子さんなどとの夢のようなコラボが実現します。箏の華やかな音色とその余韻、今回ならではの重奏にも注目です。
1 箏と尺八のための協奏曲ー無限の扉ー(大島ミチル作曲)
2 六段の調(八橋検校作曲)
3 水の変態(宮城道雄作曲)
4 平調「越天楽」による箏変奏曲(宮城道雄作曲/近衛秀麿・直麿編曲)
5 箏と尺八のための協奏曲第二番 ーSeasons12ー(大島ミチル作曲/委嘱初演)
公演名 | 遠藤千晶箏リサイタル-clear- |
会場 | 紀尾井ホール |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年10月30日 |
チケット料金 | S席:7,000円 A席:6,000円 学生席:4,000円 動画視聴券:4,000円 |
公演情報ページ | https://www.chiaki-endo.com/single-post/遠藤千晶箏リサイタル2021決定! |
読売日本交響楽団 第612回定期演奏会
第612回定期演奏会ではバロック・オペラの新機軸として高く評価されるとともに調布国際音楽祭のエグゼクティブ・プロデューサーとしても活躍なさっている鈴木優人さん率いる読売日本交響楽団がシューベルトの交響曲などを演奏します。オーケストラによる芸術創造の最高峰、至福の音楽体験を心ゆくまで味わうことができるでしょう。
そして8日目、世界は至福の響きに包まれた。
公演名 | 読売日本交響楽団 第612回定期演奏会 |
会場 | サントリーホール |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年10月29日 |
チケット料金 | S:7,600円 A:6,600円 B:5,600円 C:4,100円 |
公演情報ページ | https://yomikyo.or.jp/concert/2020/12/612-1.php |
東アジア文化都市2020-2021北九州 長唄特別演奏会
「東アジア文化都市」は、日中韓文化大臣会合での合意に基づき、日本・中国・韓国の3か国において、文化芸術による発展を目指す都市を選定し、その都市において、現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベント等を実施するものです。東アジア文化都市北九州で創造された日本舞踊作品「門司春秋」「鳥獣戯画EMAKI」の魅力を、長唄素演奏として楽しむことができます。
時代とともに歩み、
人から人に、人をつなぐ。
過去から今に、人を育んできた文化は、
歴史を越え、国境を越え、これからも、人と人との対話を通して未来に受け継がれていく。
公演名 | 東アジア文化都市2020-2021北九州 長唄特別演奏会 |
会場 | 日本橋公会堂 |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年10月25日 |
チケット料金 | 大人:2,800円 |
公演情報ページ | https://culturecity2020-kitakyushu.com/event/traditional-culture/nagauta-special/ |
第一回石田真奈美・鈴木麻衣 デュオリサイタル
鈴木麻衣さんは古典演奏にとらわれず、五線譜を使った曲や、童謡、ポップスなど身近に邦楽を感じてもらう伝統楽器の未来を広げる活動に力を入れていらっしゃいます。今回の公演は幼少より共に学んでいらっしゃる同じ歳の従姉妹同士のデュオリサイタル。お二人の素敵なハーモニーに注目です。
古典曲は残月、宮城曲は水の変態、現代曲は肥後一郎作曲のソロ曲を演奏いたします。
終曲には、沢井忠夫作曲のめぐりめぐるを十七絃に二重奏にて演奏いたします。
残月では、尺八の小湊昭尚をお迎えし、三曲合奏で演奏いたします。
公演名 | 第一回石田真奈美・鈴木麻衣 デュオリサイタル |
会場 | ヤマハホール |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年11月2日 |
チケット料金 | 一般:3,500円 |
公演情報ページ | http://maimusic.jp/info/2021年11月2日(火)第1回石田真奈美・鈴木麻衣デュオ/ |
東京都交響楽団
1.第936回定期演奏会、2.第937回定期演奏会
東京都交響楽団は東京オリンピックの記念文化事業として1965年東京都が設立、2020年に創立55周年を迎えました。現在は、現在、大野和士さんが音楽監督、アラン・ギルバートさんが首席客演指揮者、小泉和裕さんが終身名誉指揮者、エリアフ・インバルさんが桂冠指揮者を務めていらっしゃいます。
曲 目
R.シュトラウス:交響詩《死と変容》 op.24
ツェムリンスキー:メーテルリンクの詩による6つの歌 op.13
R.シュトラウス:交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》op.30
公演名 | 東京都交響楽団 |
会場 | 1東京芸術劇場コンサートホール 2サントリーホール |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年10月20日 ~ 10月21日 |
チケット料金 | 会場1 S席:7,500円 A席:6,500円 B席:5,500円 C席:4,500円 Ex席:3,200円 |
公演情報ページ | https://www.tmso.or.jp/j/concert/detail/detail.php?id=3482 |
東京ニューシティ管弦楽団第143回定期演奏会
東京ニューシティ管弦楽団は1990年に設立され、定期演奏会や特別演奏会などの自主演奏会を中心に、オペラ、バレエ、合唱団コンサート、スクールコンサート(音楽鑑賞教室)、レコーディング、テレビ・ラジオ出演などに起用され、幅広く活躍していらっしゃいます。この公演ではチェロ演奏家としても活躍なさっている鈴木秀美さんか指揮を担当し、ベートーヴェンの交響曲を含む3曲が演奏されます。
北は札幌から南は九州まで、全国のオーケストラから引く手あまたのマエストロ鈴木秀美が、東京ニューシティ管弦楽団に初客演したのは昨年11月のこと。C.P.E.バッハ、ハイドンと演奏が進むごとにオーケストラが尻上がりに調子を上げ、ベートーヴェンの「交響曲第2番」において、鈴木と共に音楽を創り上げていく奏者の喜びが極上の響きになってホールに溢れ出たとき、創立30周年を迎えたこの楽団が次なるステージに入ったことを確信した。両者の奏でる音楽は紛うことなき本物だ。絶対の自信をもってお薦めしたい。
(アフィニス文化財団オーケストラ助成委員 岩野裕一)
公演名 | 東京ニューシティ管弦楽団第143回定期演奏会 |
会場 | 東京芸術劇場コンサートホール |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年11月3日 |
チケット料金 | SS:10,000円 S:6,500円 A:5,000円 B:4,000円 C:3,000円 |
公演情報ページ | http://www.tnco.or.jp/concert/第143回定期演奏会the-143rd-subscription-concert/ |
文化庁 大規模かつ質の高い文化芸術活動を核とし たアートキャラバン事業
2021グランドオペラフェスティバル in Japan 二期会オペラ『魔笛』
『公益財団法人東京二期会』は、1952年の創立以来オペラと声楽全般にわたる公演及び研究活動を行うとともに、オペラ歌手、合唱団及びスタッフを育成してオペラならびに声楽全般の振興を図り、日本の芸術文化の発展に寄与することを目的に事業を行っていらっしゃいます。今回は不朽の名作『魔笛』を公演なさいます。
オーストラリア、日本の劇場に旋風を起こし、5万人を感動の渦に巻き込んだ宮本亞門の『魔笛』が高崎に堂々上陸!
新時代を迎えて宮本亞門が伝えるモーツァルトからの愛に満ちたメッセージ。
公演名 | 文化庁 大規模かつ質の高い文化芸術活動を核とし たアートキャラバン事業 2021グランドオペラフェスティバル in Japan 二期会オペラ『魔笛』 |
会場 | 高崎芸術劇場 |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年10月14日 |
チケット料金 | SS:10,000円 S:8,000円 A:6,000円 B:4,000円 C:2,000円 |
公演情報ページ | http://www.nikikai.net/lineup/diezauberflote_caravan/index.html |
田嶋直士第40回東京尺八リサイタル
田嶋直士さんは日本を代表する国際的尺八演奏家であり、直簫流を創設し宗家でいらっしゃいます。1990年・2007年文化庁芸術祭賞受賞。数々のジャンルの芸術家と共演、一般に抱かれている先入観を大きくくつがえし、尺八の持つ表現力の大きさ、対応の多様性を示し、高い評価を獲得していらっしゃいます。
〜エアーリード楽器の世界
尺八・リコーダー・フルート〜
公演名 | 田嶋直士第40回東京尺八リサイタル |
会場 | 神奈川区民文化センター かなっくホール |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年11月4日 |
チケット料金 | 入場料:3,500円 |
公演情報ページ | https://kanack-hall.info/2021/11/?cat=2 |
第十六回「邦楽器とともに」ー誕生100年! 十七絃の響きにのせてIII
この公演を行う日本歌曲協会は日本の伝統楽器を共演楽器として声楽家が歌う新しい日本の歌の創作、普及を図ることを事業の中心に据え、日本の歌の発展に寄与すると同時に、会員相互の交流、研鑽を重ねることを目的とする団体です。今回の公演では邦楽器のメロディー、ハーモニーに注目です。
西洋の発声法で歌う声と、日本の伝統的な発声法で歌う声。伝統を残しつつ、様々な音楽の影響を受け、新たな奏法を身につけた邦楽器。日本語を用いた詩に、五線譜で書かれた旋律を、それらが対等な立場で、歌い奏でる。そういう現代版「歌物」が、日本の伝統音楽の一つのジャンルとして発展することを願います。
公演名 | 第十六回「邦楽器とともに」ー誕生100年! 十七絃の響きにのせてIII |
会場 | 東京文化会館 小ホール |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年10月28日 |
チケット料金 | 一般:5,000円 学生:2,000円 |
公演情報ページ | http://www.nikakyou.org |
新内多賀太夫の会
新内多賀太夫さんは冨士元派七代目家元として歌舞伎や新派公演、国立劇場、三越劇場、紀尾井ホール主催公演等に、平成13年より立語りとして出演なさっています。また、子供たちへの普及にも励み、劇伴や創作作品の作曲なども精力的に行っていらっしゃいます。
曲名 「帰咲名残の命毛(尾上伊太八)」
公演名 | 新内多賀太夫の会 |
会場 | 紀尾井小ホール |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年10月31日 |
チケット料金 | 一般:4,000円 |
公演情報ページ | https://kioihall.jp/20211031s1500.html |
第4回 花岡操聖二十五絃箏リサイタルー辿るー
花岡操聖さんは3歳から箏を始められ、その後数々のコンクールに入賞、現在は日本三曲協会、生田流協会、森の会、桐の響各会員でいらっしゃいます。そのような花岡操聖さんが演奏なさるのは通常の箏よりも音が厚くなっていることが特徴の二十五絃箏です。二十五絃箏のもつ音の芸術性、花岡操聖さんの繊細で高度な音楽表現に注目です。
加古 隆作曲「水底の風」
松村禎三作曲「冬日抄」 -二十五絃箏のための-
伊福部 昭作曲「二十五絃箏甲乙奏合 交響譚詩」
平野一郎作曲・委嘱初演「あめのかよひ路」
公演名 | 第4回 花岡操聖二十五絃箏リサイタルー辿るー |
会場 | 紀尾井小ホール |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年11月8日 |
チケット料金 | 一般(前売り):3,000円 学生(前売り):2,000円 一般(当日):3,500円 学生(当日):2,500円 |
公演情報ページ | https://kioihall.jp/20211108s1900.html |
第7回山本亜美二十五絃箏リサイタル 佇むさきに
山本亜美さんは二十五絃箏としてソロアルバムをリリース、毎年リサイタルを開催するなどの活躍をなさっています。また、現代音楽、即興演奏、ポップスなどノンジャンルで幅広く関わり、箏と自身の一体化を念頭に、国内外において二十五絃箏の魅力を伝え、可能性を探り続けていらっしゃいます。
日頃の活動では、二十五絃箏でなければできない音楽表現、独自の音楽世界とは…と自問している。新たな作品を生み出すことを一つの目標としてきたリサイタルシリーズだが、本公演では初めて開催した二十五絃箏リサイタルの地である「MUSICASA」にて、当時と同じ作品やこれまでの委嘱作品より森亜紀・高橋久美子両氏の作品とともに少し原点回帰をしてみる。佇むさきに見える、”光”を探して。
公演名 | 第7回山本亜美二十五絃箏リサイタル 佇むさきに |
会場 | MUSICASA |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年10月21日 |
チケット料金 | 一般:4,000円 |
公演情報ページ | http://tsugumi25.blogspot.com/2021/07/2021.html |
クァルテット・エクセルシオ第41回東京定期演奏会
クァルテット・エクセルシオは1994年に西野ゆかさん、北見春菜さん、吉田有紀子さん、大友肇さんの4人によって結成されました。「繊細優美な金銀細工のよう」(独フランクフルター・アルゲマイネ紙)と2016年ドイツ・デビューで称賛された、年間を通じて70公演以上を行う日本では稀有な常設の弦楽四重奏団です。国際社会における日本の文化交流も積極的に行い、米国、欧州、アジアと海外公演も回を重ねていらっしゃる他、幼児~学生のためのコンサートや地域コミュニティ・コンサートを通じて、室内楽の聴衆の輪を広げていく活動にも尽力しています。
定期演奏会開始以来、15年間ぶれることなく取り組んできたベートーヴェン。
「継続は力なり」と信念を持って歩んできて、いつしか「続けること」と同じ意味を持つようになりました。
結成28年目のベートーヴェン、そして弦楽四重奏王道作品のハイドン・バルトーク。
「エクの今」をぜひ聴いてください!
公演名 | クァルテット・エクセルシオ第41回東京定期演奏会 |
会場 | 東京文化会館 小ホール |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年11月5日 |
チケット料金 | 指定席:4,500円 自由席:4,000円 |
公演情報ページ | https://quartet-excelsior.wixsite.com/schedule/21-11-5東京定期 |
日本フィルハーモニー交響楽団 第734回東京定期演奏会
この公演は、ロシアを代表する指揮者の1人、アレクサンドル・ラザレフさんと第39回日本ショパン協会賞受賞を受賞し、国内外で活動なさっているピアニスト、福間洸太朗さんがコラボして開催されます。圧倒されるような指揮と表現豊かな美しいピアノの音色を満喫できるでしょう。
大好評の日本フィル&ラザレフによるショスタコーヴィチ。今回はお客様からの要望も多かった交響曲第10番を満を持して取り上げます。
前半にはショスタコーヴィチの師(グラズノフ)の師であるリムスキー=コルサコフの音楽を取り上げます。《金鶏》はオーケストレーションの大家ならではの極彩色の絢爛豪華な音楽が特徴です。15分あまりのピアノ協奏曲は、少し「和」のテイストすら感じられる独特な雰囲気を纏った佳作。卓越したテクニックと音色の豊かさが魅力のピアニスト福間洸太朗にまさにうってつけの秘曲です。
公演名 | 日本フィルハーモニー交響楽団 第734回東京定期演奏会 |
会場 | サントリーホール 大ホール |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年 10月22日 ~ 10月23日 |
チケット料金 | サントリーホール 大ホール |
公演情報ページ | https://japanphil.or.jp/concert/24633 |
第十三回山木千賀リサイタル (箏曲と浄瑠璃音楽)
箏演奏家の山木千賀さんが今回演奏なさるのは、日本を代表する伝統芸能のひとつである浄瑠璃音楽。太夫の語り、音色、人形の繊細な動き。これらが総合的に表現されることで、浄瑠璃節の美しい一つの芸術ができあがります。山木千賀さんが持つ高度な演奏技術と浄瑠璃音楽との化学反応にご注目ください。
新型コロナ感染拡大の中で、箏曲演奏家として何ができるのか?
山木検校より260年以上続く、山田流箏曲山木派家元七代山木千賀は、
昨年の無観客公演オンライン配信から一年、
箏曲と浄瑠璃音楽をテーマに魅力的なプログラムでリサイタルを開催!
公演名 | 第十三回山木千賀リサイタル (箏曲と浄瑠璃音楽) |
会場 | 紀尾井小ホール |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年11月7日 |
チケット料金 | 大人:4,000円 |
公演情報ページ | https://ameblo.jp/nanae-yamaki/entry-12696730618.html |
第14回 米川文清 筝・三絃 演奏会
この公演で米川文清さんが演奏なさるのは独特なテンポ感と音色を持つ箏と、たった三本の弦でありながら、広範囲な音程を出すことができ、とてもインパクトのある楽器、三絃です。2つの日本古来の弦楽器から生み出される優雅で奥ゆかしい調べに限らず、繊細な音色はもちろん、ときにはダイナミックな音色など、多種多彩な奥深い表現を味わえること間違いありません。
曲名 「袖香炉」「残月」「根曳の松」
公演名 | 第14回 米川文清 筝・三絃 演奏会 |
会場 | 紀尾井ホール 小ホール |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年11月9日 |
チケット料金 | 大人:4,000円 学生:2,000円 |
公演情報ページ | https://kioihall.jp/20211109s1900.html |
第99回藤本昭子地歌ライブ ファイナルカウントダウンII
藤本昭子さんは幼少期より、人間国宝の母・井久仁江さんより歌、三弦、箏のすべてを教わり、現代における伝統音楽の継承と古典の新たな可能性を追求することを目標に活動なさっています。今回は「地歌ライブ」の総決算として、『この演奏家の方々と、この曲を』と念願していた演奏家の皆様と共演し、手事物の傑作4曲を公演します。
令和3年度(第76回)文化庁芸術祭参加公演という最高の舞台で演奏させて頂くことが叶いました。図らずも昨年度は音楽部門大賞を受賞させて頂きましたが、これは偏に、今も神技としか思えない米川文子先生のご演奏の賜物と存じております。文子先生のお隣で演奏させて頂く機会を得て、自分にまだまだ足りないところと新たな課題が数多く見つかりました。この上は、身に余るご評価に満足することなく初心に戻り、古典地歌の真価をお届けできますよう、精一杯演奏致したく存じます。
公演名 | 第99回藤本昭子地歌ライブ ファイナルカウントダウンII |
会場 | 紀尾井小ホール |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年10月17日 |
チケット料金 | 全指定席:5,000円 |
公演情報ページ | https://www.facebook.com/jiuta.official/ |
東京フィルハーモニー交響楽団 第960回サントリー定期シリーズ
東京フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者であり、国際的に活躍していらっしゃるアンドレア・バッティストーニさん。この公演ではアンドレア・バッティストーニさんがヒエロニムス・ボスの絵画によせて作曲したフルート協奏曲『快楽の園』が演奏されます。今回がなんと日本初演。トンマーゾ・ベンチョリーニさんのフルートの音色にも注目です。
伝統的絵画『快楽の園』へのオマージュ。
トンマーゾはイタリアで最も優れた若手のフルート奏者の1人で、フルートのレパートリーを広げるような新作の委嘱作品を演奏することに非常に興味を持っていました。彼は私の室内楽曲をこれまで何度も演奏してくれていたので彼に合わせてこの協奏曲を書いたのです。
この作品は、ルネサンス期の画家ヒエロニムス・ボスの想像力豊かな絵画作品へのオマージュであり、彼の奇妙かつドラマティック、そしてグロテスクな世界観を、非常に親しみやすい書法で音楽に呼び起こそうとしています。私の好きな交響曲の一つ、チャイコフスキーの第五番と組み合わせました」ーアンドレア・バッティストーニ
公演名 | 東京フィルハーモニー交響楽団 第960回サントリー定期シリーズ |
会場 | サントリーホール |
令和3年度文化庁芸術祭開催期間における公演日 | 2021年11月1日 |
チケット料金 | SS席:15,000円 S席:10,000円 A席:8,500円 B席:7,000円 C席:5,500円 |
公演情報ページ | https://www.tpo.or.jp/concert/20211101-01.php |