小学校で芸術鑑賞会を行う目的とねらい

この記事にたどり着いた貴方は

・今年の小学校の芸術鑑賞会は何をやろう・・・
・小学校の生徒たちに興味を持ってもらえなかったらどうしよう・・・
・どの団体を呼んで小学校の芸術鑑賞会を行おう・・・

小学校で芸術鑑賞会を行おうと思っているあなたは

そのような不安をお持ちではないでしょうか。

そこで今回は、イベントのプロとしての仕事を通して学んだ

小学校の芸術鑑賞会で子供たちが得られる物についてお話します。

オーガくん

芸術鑑賞会は大切なイベントですね

企画の上で色々と不安や疑問が増えるかと思いますが、

まずはこの記事で

小学校の芸術鑑賞会を行う事で子供たちが得る事の出来る事を

もう一度整理していただくと、

不安の解消され小学校での芸術鑑賞会の成功に一歩近づくでしょう!

目次

得られる物

小学校の芸術鑑賞会 ねらい

それでは小学校で芸術鑑賞会を行う事で、

芸術鑑賞会を実施した後に小学校の子供たちが得られる物を考えましょう。

僕が仕事として携わってきた経験を元に考えられる物は以下の3つあります。

芸術鑑賞会で小学校の子供たちが得られる物
  1. 生の芸術に触れる体験
  2. 自分の知らない世界に触れる体験
  3. 非日常的な体験

この3つに付いてより深く説明したいと思います。

1.生の芸術に触れる体験

この記事を読んでくれているあなたに質問です。

そもそもなぜ芸術鑑賞会を行うのでしょう?

今やスマホを使えば色んな芸術に触れられます

  • ituunesやspotifyでクラシック音楽を聴いたり
  • 画像検索で世界の名画を見たり
  • Youtubeで世界的なパフォーマーの演技を見たり

スマホとネット環境さえあれば世界中の芸術にアクセスすることだって可能です。

もしそれで十分であれば、わざわざ芸術家を小学校へ呼んで

芸術鑑賞会を実施する必要なんてないでしょう。

それでも毎年色々な小学校で芸術鑑賞会が実施されています。

そしてあなたも小学校での芸術鑑賞会を検討しています。

それはあなたが芸術に生で触れるという事が

子供達に録音の音源や画面上での映像では与えられない一生の体験になる

という事を分かっているからではないからでしょうか。

色々な体験や経験を経て子供に教える立場となったあなたはきっと

小学校などで子供の頃から芸術を体験することのすばらしさを知っているからでしょう。

2.自分の知らない世界に触れられる

人の趣味や嗜好はそれぞれです。

そして世の中に芸術やスポーツ、遊びは無数に存在します。

つまり、

人は人生において知らない事の方が圧倒的に多くなります。

オーガくん

人生は限られてます

小学校での生活においては、子供たちが日常で経験するものは

ほとんどが親の趣味やメディアで多く流れる流行の物になってきます

また、マーケティングの発展により、オススメや関連として目に入る情報は

今までその人が見てきた履歴をもとに作られたコンテンツが掲載されます。

つまり、情報が溢れているからこそ

有名なものや興味のあるものしか目に入らなくなる

という偏りが生じがちです。

オーガくん

世界を狭めてしまうのはもったいない!

小学校で芸術鑑賞会を開くことによって得られる

普段目にしないものを触れる

というのは非常に大切な経験です。

また、小学校の子供たちにとっては

お芝居なら役者、音楽演奏なら演奏家など、

普段出会う事のない仕事に携わっている人にも出会えるチャンスでもあります。

3.非日常的な体験

芸術鑑賞会で実施される演目は

知ってるけど実際に知らないもの(映像や絵で見た事あるけど実際に演奏してる姿を見た事が無い)、

普段やってるけどそれを極めた人(普段やってる縄跳びをパフォーマンスに昇華する)、

全く知らないもの(名前だけ知っている)などです。

オーガくん

いろんな知らない世界が待っています!

これらは普段の生活であまり見かける事のない非日常を与えてくれます。

皆さん大人になっても普段と同じ生活ばかりだと飽きてきて何か新しい刺激が欲しくなる事はありませんか?

芸術鑑賞会は普段体験できない物=非日常を与える事で小学校の生活をより充実させてくれます。

子どもたちに与えたいもの

芸術鑑賞会 小学校 狙い

芸術鑑賞会で得られる物が分かったら、次は

あなたが小学校の子供たちに与えたいものを明確にしましょう!

ここでは私の体験と私が仕事のやりとりをする上で

芸術鑑賞会を企画した方々が言っていた事をいくつかご紹介いたします。

1.視野を広げてほしい

私が小学校に通っていた頃はインターネットもありませんし、

芸術やスポーツも多種多様ではありませんでした。

そのため、スポーツなら野球は絶対、野球に興味がない人は日本人じゃない!

くらいの勢いでした。

オーガくん

昔は周りに合わせる必要がありました。

今はスマホ一つで世界中の画像や動画を

検索できるようになりましたが、結局は自分の興味のあるもの、

そしてコンピュータがそこから導き出した関連を観る事がほとんどです。

小学校での芸術鑑賞会はそういった

自分の興味や関心の外にある世界を知る事でより世界や自分の考え方に対して広い視野を持ってほしい

というねらいがあると、都内の小学校で芸術鑑賞担当されていた教員の方は言っておりました。

2.今後の人生の選択肢を増やしてほしい

小学校の芸術鑑賞会 ねらい

小学校に通う子供たちに聞いた「おとなになったらなりたいもの」というものが世の中にはあります。

男の子だと野球選手やサッカー選手、博士など、

女の子だと食べ物屋さんや保育士、看護師などが上位に挙がっているそうです。

オーガくん

時代とともに変化はしています!

では上位にいない職業は不人気なのでしょうか。もしかしたら、子供たちがその仕事に

「なりたいと思っていない」ではなく、そもそも「そういう職業があると知らない」

可能性があります。

芸術鑑賞会一つとっても色々な仕事の人たちによって行われています。

芸術鑑賞会の仕事に携わる人
  • 役者、演奏家
  • 音響オペレーター
  • 照明スタッフ
  • 舞台進行スタッフ

小学校の子どもたちが芸術鑑賞会を体験した場合、芸術に触れるだけでなく、

それに携わって仕事をしている人たちの存在も知ることが出来ます。

オーガくん

新しい価値観を得るチャンス!

将来子どもたちがなりたい職業を選ぶのは自由ですが

10種類の職業から選ぶより、100種類の職業から選んだ方が

自分に向いている職業に出会える可能性が高いはずです。

小学校の時点から芸術鑑賞会の様な普段触れないものにかかわるという事は

子供たちの人生にとても大切な事です。

3.楽しんでほしい

これはもう単純明快!子供たちに楽しんでほしい。

どんなに想いや狙いがあったところで

退屈でつまらない時間を過ごす事程苦痛な事はありません。

オーガくん

同じ時間を過ごすなら楽しく過ごしたい!

それは大人も同じですよね。芸術鑑賞会を実施することにより、

非日常の体験を気軽に楽しんでほしいと思って、

パントマイムや大道芸のパフォーマンスを芸術鑑賞会で依頼する

小学校の教員や父母会、PTAの方々もいらっしゃいます。

まとめ

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いかがだったでしょうか!

小学校での芸術鑑賞会を実施する方向けに、

芸術鑑賞会を行ったら得られる物についてまとめさせていただきました。

今回の記事の内容をまとめると以下の通りです。

まとめ
  • 生の芸術に触れる体験
  • 自分の知らない世界に触れられる
  • 非日常の体験を得られる

PTAや父母会、その他教員の方など芸術鑑賞会実施に向け

企画をしている方々の悩みごとの解決になれば幸いです!

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この記事を書いた人

エンターテイメント・イベントに関するあらゆるノウハウやニュースをわかりやすく解説するWebメディア「イベントオーガ」の運営をしています。

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