実演以外のパフォーマーの仕事

プロパフォーマーとして生活していると、やはり様々な人から自分の生活に興味を持たれることが多く、たくさんの質問をされるのですが、その中でとりわけ多い質問といえばこちら。

「プロパフォーマーってイベント出演してる時以外って練習ばっかしてるの?」

と、いうわけで今回の記事ではこの質問に対してお答えしていこうかと思います。

まず、「パフォーマー」といっても様々なジャンルのものがあって例えば
・ジャグリングパフォーマー
・マジックパフォーマー
・コメディパフォーマー
・スタチュー(彫像)パフォーマー
などなど。この中ではジャグリング・マジックをメインにやっているパフォーマーは比較的に練習量が多い傾向にあると思いますが、練習が好きなパフォーマー・嫌いなパフォーマーがいるわけで、結局のところ、 「プロパフォーマーってイベント出演してる時以外って練習ばっかしてるの?」 という質問に対しては「パフォーマーによって違う」が答えになると思います。

そこで、今回はあくまで「筆者」は 「イベント出演してる時以外って練習ばっかしてるのか」を答えていくことにします。

まず、単刀直入に答えを出しますと、、、、、

「全くそんなことはありません」

僕は、ジャグリングの練習が大好きなのですが、パフォーマーとしてのイベント出演が無い時は、練習はもちろん「ある程度」するとして、他にも例えば

・エージェント(電話営業などをしてくれています)との打ち合わせ
・営業先との打ち合わせ
・請求書の作成
・見積書の作成
・企画書の作成
・本番で使う音楽の編集
・フェスティバルへの資料作成
・HPのSEO対策

などなど。仕事が山盛りです。これに加えて僕は他にも職業として

・プログラミングの講師
・Youtuberのコンサルタント

などをしているので仕事が積りに積もっています。笑

趣味でジャグリングをやっている凄腕の学生が、プロを目指しても途中で断念してしまうのは、この「演技以外の仕事」をこなす事ができずに結果、仕事を取ることができないからのように僕は思います。
今の日本ではパフォーマーに、スポンサーやマネージャーなどがつくのは非常にごくまれで、こんな感じに演技以外の仕事の能力が直結して仕事量に影響してしまっているわけです。

「プロパフォーマーってイベント出演してる時以外って練習ばっかしてるの?」

この質問に

「当たり前だろ。」

とパフォーマーが自信をもって答えられる。そんな理想の世界を、作っていきたいなと思いますね。それでは、また。

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この記事を書いた人

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